日本は島国なので、離島の数も数千単位で存在します。離島の中には島民数十人という島も、少なくありません。そんな島は、一昔前までは電気の供給もなく自家発電で電気を賄っていたのです。しかし今ではほぼ日本全国に電気の供給はされています。

それは、発電所から高圧線を引いて変電所を介して各家庭へと電気を通すというものではなく他の方法に頼っています。日本にある離島の電気は、主に本州や四国そして九州や北海道といった本土から主に海底ケーブルを使って送られているのです。海底ケーブルはその離島に近い本土や大きな規模の島の沿岸から海底のさらに深い部分にケーブルを埋めて、そこから長い距離を中継機というものを介して通していくものです。沿岸から通じている海底ケーブルには電線だけが通っているわけではありません。

光ケーブルも一緒に通されていることがあるのです。つまりは海外とも海底でつながっているということもできるわけです。そして海底に沿岸からこれらのシステムを通す時は、工事用の船とジェット埋没船という特別な設備を持つ船で設置作業が行われるとのこと。ただし、浅い海底では人の手により作業がされるとのことです。

このシステムの他にも離島にも本土と同じように大きな鉄塔を建てて電気を通すこともあるとのことです。海底に電線を通して電気を送るようにしたのは19世紀のイギリスとフランスを結んだものが世界初で、もう100年以上も昔のことだったとされているのです。沿岸ケーブルのことならこちら

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