日本では沿岸部でメガソーラーファームがあり、各地でその数が年々増加傾向にあります。再生可能エネルギーが注目を集めていますが、その筆頭的存在が太陽光ソーラーパネルです。1枚あたり約500kwhの発電能力を持っており、沿岸部で設置をすれば陰になることもないので、効率良く発電ができるわけです。そのため、太平洋から日本海・東シナ海に面している一帯で、大規模なソーラーファームがあります。

ソーラーパネルには必ず高圧ケーブルも付属されており、しっかりと固定をして動かないようにしています。一般的な場所で高圧ケーブルを固定するときは、塩化ビニール製の結束バンドを使用しますが沿岸部では利用することができません。その理由は、塩害が懸念されているからです。塩化ビニールは耐久性が弱く、塩分を含んだ水や風に長時間さらしておくとすぐに切れてしまいます。

ソーラーパネルは約100キログラムもある設備で、ケーブルも非常に重量があるものです。これらを長期間しっかりと固定するのは、ステンレス製の結束バンドを活用しないといけません。その結束バンドのことを、ランページタイプと言います。15センチメートルの太いバンドで、ナットを用いて結束をするのがポイントです。

沿岸部ではこのほか、銘板の取り付けや送電線でもランページタイプが活用されており、比較的どなたでも一度は目にしたことがあるでしょう。ECサイトなどでも販売されているアイテムです。

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