一般家庭であればリビングからキッチン、子供部屋など色んな部屋で家電が1個以上備わっています。学校や会社ならOA機器やパソコンなどがあり、それぞれ数多くの設備があります。どんな家電・OA機器でも電気を動力源にしているため、使用する時は必ず電源ケーブルをコンセントに差し込まないといけません。使用するときに差し込むようにすれば、床にケーブルが散乱することはありませんが、使用頻度が高いものほど常時差し込んだままになさるでしょう。
ずっとケーブルを差し込んだ状態にしていると、室内景観を損なうだけでなく足を引っ掛けて転倒する恐れもあるので注意が必要です。スッキリと片付けたいという場合は配線ダクトを使用することで、綺麗に安全にコードを収納することができます。配線ダクトと一口に言っても色んな製品が販売されており、設置場所ごとに見合ったものを選択して導入していくことが大切です。例えばリビングであれば、テレビや電話・エアコンなどがおもな設置家電です。
これらは頻繁に動かす必要がないので、選択する配線ダクトとしては隠ぺい工法の固定式配線ダクトを使用すると良いでしょう。キッチンの場合は、自由に駆動するダクトを選択します。ホットプレートやオーブントースターなどはキッチンからリビングへと移動させることがあるため、360度範囲で自在に駆動するものを設置した方が効率よく各家電を使用する事ができます。選択方法は個人によって異なるので、配線ダクトを導入する前によく吟味をしましょう。